命のスープ。
2011年 09月 29日
玄米を食べよう、と言われても、なかなか馴染みがないと…。
疲れたカラダに染みわたる、玄米を使った簡単スープ。
お塩だけで味付けするシンプルなものだけど、
ごぼうやにんじん、根菜本来の旨みだけで十分美味しい。
するりとカラダへ流れてくる。
食べた後はぽっかぽか。
放射能で、身も心も疲れたカラダ。
それでも自分にムチ打って、今日も子を心配する、
お母さんへ捧げるレシピです。
玄米と根菜のスープ
■材料:(8人分)
玄米大さじ4、人参1/2本、ごぼう1本、厚揚げ1枚、玉ねぎ1個、自然塩小さじ1/2、菜種油大さじ1
生姜 お好みで
■作り方
1.圧力鍋に洗った玄米を入れ、香ばしい香りがするまで炒る。
2.菜種油を足し、薄切りしたごぼう、人参を入れて炒める。荒みじん切りにした玉ねぎも合わせて炒め、水を 5~6カップ加えて加圧する。しゅるしゅる♪と音がしたら2分、火を止めて5分置き、蓋を開けて厚揚げも加えて2分ほど煮込む。
3.最後に、自然塩で味を調え、お好みですりおろした生姜をいれて出来上がり。
■放射能Detox point
・玄米にはフィチン酸という強力なデトックス作用を持った成分が含まれています。玄米を炒ることによってその効果が和らぎ、病人にも適した療養食に。
ごぼうやにんじんなどの根菜類は夏に疲れた体を温め、代謝を上げてくれます。生姜にも同様の効果が。食べた後に体がぽかぽかになる、「陽性」の食べ物がぎっしり詰まったこのスープ。
陰性に傾いた体を陽性にし、中庸にもってゆく、いわば命のスープです。
・放射性物質の65%は、胚芽やふすまに吸収されると言われています。農薬も残りやすいため、精白米とは別に玄米食用のものを用意するのがおススメ。私は昨年の自然栽培米を使用しています。
・新米が心配なところ。国は、放射性セシウムが5000Bq/kg含まれている土壌ならば米を作付してもよいとしました。これは、放射性セシウムの移行係数が0.1%であることから、暫定基準値である500Bq/kgのお米が出来れば出荷できると逆算したため。買う側や作付する生産者の気持ちを考えれば、今年はきっちりとした補償をし、これ以上福島を苦しめないで欲しかった。
83歳の二本松市の米農家さんが、とくダネ!に出て、「みんなに申し訳ない」と言っているのを見て悔しさでいっぱいになり、涙が止まらなかった。大地を愛し、畑とともに人生を全うした大好きな祖父と重なって。どうしてこの方がテレビに出て謝らなくてはならないのか。総理大臣が、この方に謝るべきことなんじゃないでしょうか。農地除染する前に作らせて、本当に申し訳なかったと。
「ありがとうふくしまプロジェクト」。
子どもたちのおいしいの笑顔と、「いつもおいしいごはんをありがとう」
そんなお手紙・メッセージを、
農家さん、酪農家さん、漁師さんへお届けするプロジェクトです。
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この冊子を見てみたい!という方は、
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へそれぞれ置いていただいてます。
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現在JAすかがわ岩瀬はたけんぼさん(原本を飾っていただいてます♪)、
あいコープふくしまさん、㈱ヨークベニマルさん、郡山あおむしくらぶさん、酪王牛乳さんから福島県酪連さんなどに預かっていただきました。
誰かのあったかい気持ちで、一人でも多くの方が笑顔になれることを、願って。
ふくしまのいまを知ってもらうために。
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