カテゴリ:東日本大震災のときの非常用ごはん( 4 )

ありがとうふくしまプロジェクト。

ふるさとへ帰ってきたら、何かせずにはいられませんでした。


昨日、壊れたテレビの代替え品を借りに、福島市の実家へ。
父親といろいろ話すうち、先日NHKで流れた、
原発事故の影響で原乳やほうれん草が出荷停止になったニュース。
あの二本松市の酪農家さんが同僚のお兄さんだったと聞かされました。
実際には、こちらの原乳は基準値を全く超えていなかったそうです。
なのに何故捨てなければならなかったのでしょうか。

f0177295_15271019.jpg

写真は酪王牛乳を飲むうちの下娘と末娘。
「ぎゅにゅ、くだしゃい」と行ってキッチンへ来るのが日課です。


今市場に出ている牛乳や野菜は、「福島産」と書かれているものでも
基準値を超えているものは出荷されていません。
ハウス栽培や原乳を他県から仕入れて作っているものばかりです。
スクリーニング検査を受け、安全性が確かなものしか市場には出ていません。

これまで一生懸命牛乳を搾ったり、お野菜を作ってきた福島の農家さんたちは
今出荷停止を余儀なくされ、収入の面でも当面の見通しが立たず
本当に途方に暮れていると思います。

出荷できたとしても「福島産」「茨城産」と記載があるだけで
安全なものも売れなくなり、市場に出す値段も大幅に下がっています。



知り合いの農家さんのお宅では、いつもお米を買ってくれていた
関東方面のご親戚から電話があり、
昨年収穫して貯蔵してあるお米であるにもかかわらず
「今年は悪いけどいらないから。」
と言われたそうです。


今年農家を継いだ、二代目の息子さん。
精度の高い無農薬野菜を作るために、長い年月をかけて懸命に改良した土壌。
両親の志を受け継いでこれから頑張ろうと、希望に満ち溢れていたそうです。
今はただ、ただ、現状に涙している。



そんな生産者の方たちに、私たち買う側の立場から
「負けないで」そして「ありがとう」の声を伝えたい。
子供たちがここまで成長してこれたのも、
ふくしまのおいしい食べ物のおかげ。
それを作ってきたおじさんやおばさん、
ふくしまの農業を背負って立とうとしていた若い世代の方が
今元気をなくしているんだもの。


原発事故の影響が心配で、おうちにいる春休み中のこどもたち。
みきてぃおばちゃんにすこしだけ力をかしてください。
そして、子供たちに食べさせるもの、飲ませるミルクに日々悩んでいるお母さんたち。
毎日観測される数値に一喜一憂して心を痛めていることと思います。
早く安心して地元のものが食べられるように、力を貸してください。
たくさんの心をお待ちしています。


f0177295_15563478.jpg


「ありがとうふくしまプロジェクト」
子どもたちのおいしいの笑顔と、「いつもおいしいごはんをありがとう」
そんなお手紙・メッセージを募集します。
こどもたちがおひゃくしょうさんに宛てたお手紙、
小さい子供がいるママから「今は不安だけど、出荷されたらきっと買います!」という
メッセージなど、絵でも、手形でも、なんでもOK。
子どもでも大人でも、福島の生産者の方を応援したい方なら年齢は問いません。
県内の方はもちろん、他県にお住いの方でも「福島に友人や親戚がいる」
「実家が福島」など、応援メッセージも大歓迎です。


了承いただける方はお子さまのお写真とメッセージを
私のブログでご紹介させていただきます。
また、企画を予定しておりますイベント等で掲載させていただきます。


数がまとまりましたら小冊子にして、生産者の方へ届けようと考えております。
(ブログやTwitterなどが苦手な世代の方にメッセージを届けるため)


■e-mailで…お名前・ハンドルネーム・お住まいの市町村・ブログやイベント掲載の有無、
生産者の方へのメッセージを記載、お子様の「おいしい笑顔」の写真を添付の上
cookingstudioi-e@hotmail.co.jpまでお送りください。(大変申し訳ありません!メールアドレスが一部大文字になっており、修正しました。)
PCからの方は、お子様のお手紙をスキャンしたものも添付して頂けると助かります。

■お手紙の場合…お名前・ハンドルネーム・ご住所・ブログやイベント掲載の有無、
生産者の方へお子様からのお手紙、できればお子様のお写真同封の上
〒963-0201
福島県郡山市大槻町前畑43
郡山西郵便局留め
CookingStudio「I-e」中村美紀宛て
 にお送りください。

■メッセージサイズはA5、またはA4サイズ。
 写真をお送り頂ける場合はL判でお願いします。
 ヤブキユミちゃんの便箋が欲しい方は、私まで直接ご連絡ください。
 (コメント欄にいただいてもかまいません)


・頂いた個人情報につきましては、上記のことにのみ使用させていただきます。


募金ができなくたって、原発の影響が心配で外にでられなくたって。
故郷を離れて遠くにいたって、誰だって心は届けられるはず。




今日も遊びに来てくださってありがとうございます
↓↓↓↓↓↓
ACのCMではないけれど、
これが、「いまじぶんにできること」のひとつではないかと。

[PR]
by mikttymama | 2011-03-31 15:31 | 東日本大震災のときの非常用ごはん | Comments(4)

大震災後の、節約・節水ごはん・・・5日目。

3/15(火) 震災後5日目。
大体片づけも終わって落ち着いてきましたが、
明後日17日まで、震度6の余震がある確率が40%あるそう。
福島第一・第二原発の避難区域も30kmまで広がり、
郡山に刻々と近づいてきました。

不安はつのるばかりですが、それでも食べ物は大事。
朝はふりかけのおにぎり。レトルトのコーンスープ。いちごヨーグルト。
昼は、昨日買ったチルドうどんを使って「野菜たっぷり焼うどん」
原発事故後雨が降っていて、水が汚染していると怖いと思い、
正しい情報が入るまではなるべく野菜を洗わず、水を使えませんでした。
(■白菜2枚、長ネギ1本、昨日のレンジで加熱した玉葱&ピーマン、
 一昨日のわかめスープ、豚こま肉 100g、ごま油 適宜
 白菜は千切り。長ネギは斜めにスライスし、お肉と一緒にごま油で炒める。
 そこにうどんを入れたらわかめスープを入れてほぐす。
 玉葱とピーマンを加えて炒め合わせたら出来上がり。
 味が薄いようなら、醤油を少々加える。
 カップのわかめスープでもOK。)


そして夜。
cocochiのEmiさんから「Good News!!」という件名でメールが。
「極陽、豆味噌なめる。食事でとれるなら味噌汁。昆布もなめる、食べる。
 海藻、梅醤番茶、玄米、ごま塩、梅干しを食べるこれが毒消し。
 放射能は極陰。原爆とは違うので、人体に多大な影響はない。
 もちろん、マスクや傘、洗浄などの防御は良いが、恐れすぎないこと。
 問題はガソリンか?! 以上。」


なるほどなるほど、いやぁ~、こういう情報本当にありがたいです。
そんなわけでだし昆布をおやつサイズに切って子供に食べさせました。

知り合いの医師の話では、ヨードを含むイソジンなどの
うがい薬でうがいしておくのも有益とか。 


f0177295_0344253.jpg
「チーズと味噌、塩こんぶのおにぎり」
(■炊きあがったごはんに、とろけるチーズ、味噌、塩こんぶ、かつおぶしをまぜて
 おにぎりにしたもの。我が家の子供たちは大好きなんです。)
「野菜たっぷり豚汁」
ごはんに味噌汁!これがやっぱり一番です。大量に作っておきました。
(■豚こま肉200g、大根1/3本、人参1本、長ネギ1本、白菜5枚、蓮根 適宜
 顆粒かつおだし小さじ1/2、味噌大さじ4~5、サラダ油 適宜
 食べやすい大きさに切った野菜を、肉とともに炒める。
 水をかぶるくらい入れ、煮立ったら弱火にし、火を通す。
 顆粒だし、味噌を溶きいれて出来上がり)

原発の関係で換気扇は切ってあるので、あまり沸騰させずに作りました。
郡山は数値が低いので大丈夫。雨による影響も少ないようです。



郡山市内、その周辺のお友達、生徒さん、避難所の方へ

温かいごはんとお味噌汁。食べたい方はいつでもいらしてください。
お水も出ています。水圧が低いため、お湯はでませんが
ガスは通っています。シャンプーしたい方もどうぞ。
何か少しでもお役に立てるのなら、できることはやりたい。
長くなりましたが、節電のため真っ暗にして、UPしました。

明日も子供たち、休みなしで働く夫のために、
笑ってごはんつくろう!
FMラジオからの励ましの言葉、曲をきいて何度も泣きそうになったけど
子供たちが不安になるから泣けませんよね。
避難所にいるみなさん、寒さが厳しい夜になりそうです。
家の布団で眠れることが心からありがたいと思っています。
どうか、早く温かい食べ物と毛布が届きますように。


これを書いている途中も、静岡で直下型の震度6強の地震が。
日本列島、どうなっちゃうんでしょう。
なるようにしかならないか。
[PR]
by mikttymama | 2011-03-16 00:34 | 東日本大震災のときの非常用ごはん | Comments(6)

大震災後の、節約・節水ごはん・・・3日目夜から。

「卵とじ」にごはん、昼に作ったわかめスープ、
そして「白菜とツナの炒め物」
(■卵とじ…卵3個、玉葱2個、人参1/2本、油揚げ1枚、めんつゆ1/4カップ
 玉葱スライス、人参を油で炒め、水をひたひたに入れて火が通るまで煮ます。
 めんつゆを加えてお好みでお砂糖を少し。溶き卵を入れてふたをして1分ほど煮ます。
 大根に少しだけついていた葉を刻んでのせました。)
(■白菜とツナの炒め物…白菜1/4個、ツナ缶1/2缶、だし醤油適宜、サラダ油
 フライパンに油をひき、食べやすい大きさに刻んだ白菜とツナ缶を炒める。
 ツナ缶の塩分のおかげで白菜から水が出るので、水を使わずにOK。
 醤油で味を調えて出来上がり。)



3/14(月) 震災後4日目。

朝、パンと牛乳。ごはんと納豆。
夫のお弁当、おにぎりのみ。
昼、節水のため、電子レンジ調理でハヤシライス。

f0177295_02918100.jpg
まず、耐熱容器に玉葱をしきます。その上に切ったピーマンを乗せて
オリーブオイルと塩・こしょう。
電子レンジ600wで3分。

f0177295_030786.jpg
ごはんに玉葱とピーマンをのせてハヤシライスをかけました。
レトルトのハヤシライスは、お風呂にためておいた水で3分ほど温めて。
量がけっこう入っているので、お茶碗4つ分を1袋でまかなえましたよ。

電力消費量が少ないと思われる日中に、ちょっと多めに作っておきました。
夜も使うつもりで。

夜は、人参と玉葱、にんにく、そして昨日の残りのツナ缶を入れたチャーハン。
「サニーレタスとカニカマのサラダ」
副菜は、「もやしとツナの春巻き」
(もやし1袋、千切りにしたピーマン2個をごま油で炒め、
 ツナ缶を加えて水分が出てきたら焼肉のタレ大さじ2に
 片栗粉を小さじ1溶いておいたものを入れてとろみをつける。
 春巻きの皮で巻いて小麦粉と水を合わせたもので接着し
 ごま油でこんがり焼いたら出来上がり。10本分作れました。
 ■ココラジで聞いたね節約レシピをちょっぴり変えて。)


仕事が終わって21時頃帰宅した主人が、
「独身のヤツがまともに飯も食えないで仕事してる。
 コンビニに行ってももう食べ物がない」
と、一言。
それから15合ごはんを炊いて、おにぎりを30個ほど作りました。
奥さんがいる人は食べ物の心配をしてもらえるけれど
まだ独身の方はそうもいきません。
それでも救援物資の荷卸し、支店の後始末、
ガソリンのない中でお客様へのフォローへ回っているそう。
本当に大変な現状です。

[PR]
by mikttymama | 2011-03-16 00:30 | 東日本大震災のときの非常用ごはん | Comments(0)

大震災後の、節約・節水ごはん。

震災後、何を食べられたかの記録です。
福島県内の被災中の方のために、何かできないかと思い
レシピを含めて記載します。

3/11(金) 地震当日1日目 PM2:50分ごろ

震災当時、私は子供たちと家にいました。
食器はほとんどが割れ、どうしようもない状態でしたが
何とか片づけてキッチンに立てるまでにしました。
「こういう時は食べることが最も大事だ」
そう思ってお米を炊けるだけ炊いておにぎりに。
幸い水道もチョロチョロ出ており、何とか炊けました。
郡山は震度6弱あったそうですが、うちの地区は陸上自衛隊が近いせいか
断水も停電もなく、ライフラインが途切れずに本当に助かりました。

震災のあった金曜日の夜食べたのは、
前日作って鍋に残っていた「煮込みハンバーグ」
ちょうどストック用に大目に作っておいたもので、
お隣の方とわけあって食べました。

次の日から水が止まるかもしれないので
お風呂や水筒、ペットボトルなどに汲めるだけ汲んで、
夜、仙台出張から戻った夫が帰ってから
近くのコンビニに食糧やお茶、水を買いに走りました。
が、ほとんどが売り切れ。
かろうじてあったレトルトのカレーや炊き込みご飯の素、お菓子だけ買い、
その日は眠れぬ夜を過ごしました。

3/12(土) 震災後2日目。

朝ごはん・昼ごはんは前日炊いたおにぎりにふりかけ。
私は片づけをしていたので、上娘が私や妹たちの分をラップでにぎってくれました。
そして野菜ジュース。
昨日の疲れと放心状態で作る気にはなれなかったのですが、
また大きな余震があってライフラインが途絶え、
子供たちがおなかをすかせたら…とを考えて
ホームベーカリーでパンも2斤焼きました。
仕事柄、出勤しなければならなかった夫のお弁当は
冷凍食品の照り焼きチキンとほうれん草のおひたしだけ。
コンビニもやっていないところがあると困るから、お弁当は必須。

余震が続く中、午後から近所のスーパーへ買い出しに。
カップめんやカロリーメイトなど、思ったよりもいろいろなものが買え、
運よくガソリンもすぐ近くのスタンドでは給油制限がなく満タンに入れることができました。

夜は、ピラフにいり卵をのせただけの簡単オムライス
(米3合と、みじん切りにしたにんじん1本、玉葱1個を
ツナ缶の油で炒め、透明になったところで炊飯器に。
通常通りに水を合わせ、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/3、コンソメ1/2個を入れて炊くだけ
卵1個に牛乳大さじ2を入れ、油かバターをひいたフライパンで半熟にした卵をのせ、
ケチャップをかけたら出来上がり)
それに、「白菜ともやしの中華スープ」
(白菜2枚、もやし1/3袋、長ネギ1/2本、中華スープ小さじ2、ごま油 小さじ1
白すりごま 大さじ1
千切りにした白菜、もやし、ねぎをごま油で炒めて水を入れ、中華スープ、
塩で味を調えて、すりごまを入れたら出来上がり)



3/13(日) 震災後3日目。

朝は、レトルトのコーンスープとパン。
夫のお弁当は、おにぎり、お惣菜のチキン、冷凍のシューマイ。
昼、福島市から残りのガソリンを使って実家の両親と93歳の祖母がかけつけてくれました。
震災の夜中、4:00頃に父の携帯につながったきりで音信不通だったため
状況がわからず不安で仕方がなかった。
顔を見てほっとしたら涙が出ました。

母がにぎった塩むすびと「長ネギとわかめのスープ」
(塩蔵わかめ 軽くひとつかみを塩抜き、長ネギ 2本、卵1個
市販の比内地鶏スープ、ごま油適宜
斜め切りしたねぎをごま油で炒め、水を入れます。沸騰したところでわかめを入れて
スープで味を調え、溶き卵を加えて出来上がり。
地鶏スープはめんつゆ等でも代用できます。)


f0177295_2271636.jpg

夜からやっと写真を撮る余裕ができました。
「卵とじ」にごはん、昼に作ったわかめスープ…続く。
[PR]
by mikttymama | 2011-03-15 23:14 | 東日本大震災のときの非常用ごはん | Comments(0)

福島の小さなお料理教室CookingStudio I-e(イーエ)のうちごはん。


by みきてぃまま
プロフィールを見る
画像一覧