サンタクロースの国、フィンランドからのありがとう。
2011年 04月 18日
調乳のいらない常温で保存できる液状ミルクのことで
フィンランドのお母さんは赤ちゃんにこれを飲ませています。
16日土曜日22時~のラジオ福島でも放送されていましたが
今、そちらにいる日本人のお母様たちが義援金を自らの手で作り、
Twitterやブログで呼びかけをして被災地に送ってくださっています。
「地球ニュース フィンランドのミルクを被災地のママへ」
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/news/food/884finlandmik.html
私もテレビや新聞、ネットを通じて知り、
「なんてあたたかい、心のこもった支援だろう」と感激しました。
母親ならではのこちら側の気持ちに立った発想だったから。
第2便は自民党本部から自民党福島県連を経て会津若松の避難所へ。
第3便は飯舘村へ。
フィンランド人である、民主党ツルネン・マルテイ議員が架け橋となってくださったそう。
その様子はこちらで紹介されています。
「日刊ツルネン/フィンランドから飯舘村へ」
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/news/food/884finlandmik.html
そして第4便が須賀川の避難所、南三陸へ。
「東日本大震災 人種や国境を越えた、被災地支援の輪」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00197399.html
その活動をされているメンバーのお一人macoさん。
彼女は私と同じ福島市の出身。こちらにお父様が住んでらっしゃいます。
ベルギー在住のstanislowskiさんのブログから私のところに。
そして、故郷福島へのあたたかいメッセージをいただきました。
macoさん。福島によりそっていてくれて本当にありがとう。
いつか、実家のある花見山や信夫山の桜を一緒に愛でましょう。
それまで、わたしたちのうつくしまふくしまを少しでもとりもどせるように、頑張りますね!

ありがとう福島
福島で生まれ育った私は、故郷を離れてから早20年以上がたちました。
それでも折りにふれ思い出すのは、
季節ごとに祖父が育てた果物をおやつがわりに頬張ったこと。
子供の頃は祖父が飼っていた山羊のお乳も飲んでいたっけ。
夏休み朝早くから採りたての瑞々しいトマトやキュウリ、
トウモロコシをリヤカーに乗せて売りに来ていた農家のおばあちゃん。
春になると山へ山菜を採りに行って天ぷらやおひたしにして食べたこと。
豊かな自然、美味しいご馳走の記憶は、
今でも時が経つ程鮮やかに心に蘇って来ます。
フィンランドで暮らすようになってからは、
ますます福島の美味しいもの達が恋しくて仕方ありません。

そしてまだ一度しか福島へ行ったことがない、
食いしん坊の1歳半の息子冬馬にも、
美味しい野菜や果物、お米、牛乳をお腹一杯味あわせてあげたい…。
ここフィンランドにはない、美味しいカボチャやゴボウ、小松菜、
春菊、桃、林檎、梨、ホタテや新鮮な魚、他にもたくさん。
たくさん!
農家さん、酪農家さん、漁師さん、心が塞ぐ日々が続いていると思いますが、
今はなるべく光の差す方を向いて、どうかあきらめないでください。
ごはんの美味しいおかずを待っている者達がここにいます。
一日も早く福島へ帰省できる日を心待ちにしています。
サンタとムーミンの国、北欧フィンランドから希望をこめて。
maco 冬馬」
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