先日、友人のあゆちゃんのご実家にお呼ばれし、
たくさんのバラを見せていただきました。
ご自宅のお庭も桜の木があったり、山野草があったりと
本当に素敵なお宅で、
何よりお母さんのその暮らしそのものがとっても素敵。
以前もお母さんのご友人の農家さんから大きないちごを頂いて
みんなでいちご大福を作ったり、
花々が咲き誇るお庭でプールに入らせてもらったり…。
本当に見習いたい生き方をされている方のお一人です。
その際に久々にお母さまのご友人Aさんにもお会いできて、
今年はにしんの山椒漬けが漬けられなかったとお話したら
わざわざご自宅の山椒の葉を摘んで届けてくださいました。
これは作るしかない♡
ということで…会津の郷土料理、にしんの山椒漬け。
まずは一晩、ひたひたの酢で戻します。
米のとぎ汁でもよいのですが
酢の方が殺菌効果があり、骨も柔らかく、臭みも取れるのでおススメ。
お安めの酢を使ってもよいのですが
後で漬けこんだ時に酸味が強いといやだったので
いつもの千鳥酢を使いました。
酸味がまろやかで、ツンとしません。
ミルフィーユのようににしんとたっぷりの葉山椒を重ねて
約1週間ほどしたら食べごろ。
キンキンに冷えた冷酒と一緒にいただきます。
あーーー楽しみ!
お母さんから、たくさんのバラも頂いてしまったので
みんなでバラ風呂に入りました♡
贅沢なひとときでしたよ。
頂いてばかりでスミマセンー。
にしんの山椒漬け、
時間と手間はかかりますが思ったよりも簡単に作れます。
和食の世界では、5/5立夏を境に、
木の芽から山椒と呼ぶようになります。
立夏前後の柔らかい葉山椒を使うとよりおいしくできます。
初夏の薫りをふんだんにまとったお酒のアテ。
キンキンに冷えた冷酒とともに、どうぞ。
にしんの山椒漬け
■材料(作りやすい分量で)
身欠きにしん(8分乾)12本、葉山椒ふたつかみ程度、酢適宜
漬け汁…醤油180ml、みりん30cc、、酢50cc、きび砂糖小さじ1
■作り方
1. にしんは、硬い部分を落とし、半分に切り、バットに並べる。
ひたひたの酢を注ぎ、重石をして一晩冷蔵庫に寝かせる。
2. 消毒した琺瑯などの容器を用意し、1の酢を全て捨て、洗って乾かした葉山椒と交互に重ねる。
3. 調味液の材料を混ぜ、2に入れたら出来上がり。
1週間ほどで食べごろに。