ハンバーグと餃子。
2012年 09月 17日

本日のハンバーグ写真ではアリマセン。撮り忘れにて。
「今日の夕飯、何がいい?」と聞いたら、長女「ハンバーク!」次女「餃子!」と二つに意見がわかれた。
かたや、「ハンバーグは餃子より早くできる!おなかペコペコなんだからハンバーグがいい」と長女。
かたや、「餃子はみんなで包めるし、作るの楽しいし、やさいが食べられるもん」と次女。
両者一歩も譲らず・・・。
で、多数決をとることになった。
ハンバーグがいいひと!と手を上げたのは長女と三女。
ぎょーざの人!と手を上げたのが次女。
2:1で、ハンバーグの勝利!
「ぎょーざ!ぎょーざがいいのー!」と大泣きする次女に母が苛々しピシャリと一言(笑)。
「今日は多数決でハンバーグに決まったんだから、餃子にこだわってないでハンバーグのいいところを見つけなさい。ハンバーグだって一緒にこねたり、ハートにしたりしたら楽しいでしょ。ずーっと餃子のことばっかり考えてると、折角食べるハンバーグが美味しくなくなるよ!今日は、ハンバーグを楽しむべし!!」
ってなことを言ったらなんとなーく次女納得。楽しそうにハンバーグを作っていた。
ふと思ったのですが、民主主義ってこうあるのが理想なのかも。
相手の意見も聞き入れ、その意見の良い所を否定せずに認めて、
より美味しいハンバーグをみんなで作っていく。
餃子に固執していることは必ずしもみんなにとって良いこととも思えない。
結果、みんなが美味しいねって笑い合いながら食卓を囲むことが一番大切。
どうしても餃子があきらめられないなら、次の機会を待つ。
で、またみんなで話し合って、美味しい食卓を作っていく・・・。
ただね、ハンバーグ好きの人を意図的に集めて多数決取ったりするのはどうなの?
こういう状況下での民主主義をかざしてばっかりいるから、国民は納得できないのよね・・・などと皿洗いしながら考える日曜日なのでした。