6月の二十四節気こんにちはごはん…鶏と梅のスープ。

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衣替えの今日、福島はすっかり梅雨模様。
保育園に通う長男と中学生の長女は
夏服に身を包み出かけてゆきました。
子どもがいなくなるとウソみたいにおうちの中が静かになります。



さて、先週はバタバタしていたこともあり、
なかなかレシピをUPできませんでした。

昨年からですが、福島県矢吹町にある酒蔵、
大木代吉本店さんのレシピとコラムのお仕事をさせていただいてます。


季節をめぐり旬の食材で養生しながら暮らすこと。
日々心がけていかないと、なかなか理想にはほど遠い自分の生活。
勉強しながらですが、地球暦を教えてくれた、
福島出身北海道在住の伊藤慈ちゃんに学びながら
自分の備忘録のように書いているコラム。
大切な大切なお仕事のひとつです。


酒蔵でも、杜氏の方たちが季節と向き合いながらお酒を造っています。
大木さんのこんにちは料理酒をどう美味しく使うか
毎月とっても楽しんで、レシピを考えています♡


今月のレシピは、
いつかやりたかったスープ!
しかも、梅雨にぴったりな梅のスープです。
圧力鍋で作るスープストックは我が家の定番。


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圧力鍋に、鶏もも、長ネギの青い部分、生姜を入れます。


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で、料理酒を投入。
火にかけて、シュルシュルしてきたら4分加圧。
最近の性能がよい圧力鍋なら2分くらいでもOK。
圧力鍋なければ、30分コトコト。


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このスープを使って、えのき、きくらげ、そして塩麹と梅を入れ
白髪ねぎを入れて出来上がり。


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キリリと冷やした冷酒に合います。
茹でた素麺を入れて、お酒の〆にも。





梅と鶏のスープ

■材料:<5人分>
鶏スープ:(鶏もも肉2枚、長ネギの青い部分1本、生姜2片分、こんにちは料理酒大さじ2、水5カップ)、
長ネギ1本分、きくらげ適宜、梅干し1~2個、塩麹小さじ1~2(梅干しの塩分量によって調節する)

■作り方
1.圧力鍋に鶏もも肉、ねぎの青い部分、生姜、こんにちは料理酒、水を入れ、圧力鍋で約4分加圧し、火を止めて15分置いておく。
2.ねぎは白髪ねぎにして水にさらし、きくらげは水で戻して千切りする。梅干しはあらかじめ叩いて細かくしておく。
3.1で取ったスープを別の鍋に移し、きくらげ、梅、味が足りなければこんにちは塩麹で味を調え、少し温める。
最後に白髪ねぎを入れたら火を止めて出来上がり。

■point
料理酒は鶏の臭みを消し、スープの味を深くしてくれるのに一役買っています。
普通の料理酒よりもこんにちは料理酒はアミノ酸含有量が多いため、
鶏で取ったスープの旨味をより引き立ててくれますよ。
圧力鍋で作る鶏スープは作り置きしておくととっても便利。
スープは2~3日、柔らかくした鶏肉は4日ほど冷蔵庫で保存が可能です。
圧力鍋がなければ、厚手の鍋でコトコト30分ほど煮込むといいでしょう。
去年漬けた梅、保存瓶に残っていませんか?梅干しはこうして温めて食べるとクエン酸の吸収効率がUP。
疲れを取ってくれるのにスープにして食べるのはとても理にかなっています。
是非お試しください。


二十四節気 6月のコラム
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# by mikttymama | 2017-06-01 12:07 | 二十四節気コラム | Comments(0)

蜷(にな)の道。

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小さい頃からとても可愛がってくれた叔父が、他界しました。
透析を14年もやりながら、長く苦しい闘病生活だったと思います。
でも、叔父は、苦しいとか辛いとか、一言も言わない人でした。
それは、叔父には俳句があったからだと思います。
45年前に肺結核を患い、その闘病中に出会った俳句。
俳句と共に生き、俳句と共に死んでいった人でした。


叔父の句は、想像の世界の中のものはひとつもなく、
現実の世界のことを写実的にあるままに捉えて
17文字におさめたものばかり。
山形県上山市に生まれ育ち、寒く厳しい冬を知っているからか
何事においてもとても現実的な人だったと思います。


いつも静かな笑みをたたえて、
余計なことは何も言わず、
寡黙なのだけどやはりとても存在感のある。
だからこそ辛いとか苦しいとか、自分の力ではどうもできないことは
発しても意味がないのだと言っていました。


叔父が5年前に出版した句集・樹氷の中には
東日本大震災・原発事故の福島の姿を詠んだ句がおさめられています。
極力感情を抑え、写生に徹しています。


「南風や 瓦礫の中に 半旗立つ」
「牛売つて 一家村出づ 走り梅雨」


叔父は地元で俳句を教えていたようで
告別式のお席で初めて生徒さんたちとお話しすることができました。
透析をやっていましたから晩年はさらさらと鼻血が出て
ティッシュを鼻につめながら、皆さんのところに行っていたそう。
先生からたくさんの教えをいただいたんですよ、
そう仰ってくださいました。


その叔父が、亡くなる3日前に詠んだ句。


「起き掛けの 採血5本 鳥曇(とりぐもり)」


鳥曇とは、渡り鳥が飛んで行く時にものすごい数がいるので
空が曇ったように灰色に見えることを意味した季語。
起き掛け朦朧としているときに血を抜かれ、
目の前が鳥曇りのように灰色になったという一句です。
あぁ、そんな状況だったんだなと涙が止まらず、
叔父は言葉ではなく、俳句で今を表すことで
自分の辛さや苦しさを外に出せていたのかもしれないなと思いました。


そして、生徒の皆さんが、
これが先生の最期の句、絶句ではないかと教えてくれたもの。


「幾病ひ 超えて傘寿(さんじゅ)や 蜷(にな)の道」


80歳(傘寿)となるまで、いくつも幾度も、病を超えてきた。
それはあたかも、苔の上に白い道を作る、小さな蜷のように。
ちっぽけで小さな虫だけれど、確実に、実直に。
そんな私の、80年だったなぁ。


蜷は最後に、蛍となって夏の夜を照らします。
そして、全身で光と共に生ききって、短い生涯を全うします。
叔父は命を本当に豊かに使い切ったんだなぁと思う。

享年82歳。
俳句が、叔父の人生観を変え、こうして残された私に
生きるとは何かという道を教えてくれた。

大切なのは、命の時間は限られているのだということを知ること。
今日があたりまえでないのだと。

ありがとう。
天国に行っても、たくさん旅して句を詠んでね。
本当にありがとう。



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# by mikttymama | 2017-05-31 08:40 | 考えること。 | Comments(0)

働くママと子育て。

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また怒ってしまった。
あーもう。


働く母は忙しい。
子どもたちを送り出してから、
ごはんを食べる時間もギリギリにフルスロットルでお仕事。
そしてお迎えの時間もギリギリ…先生に謝りつつ、子どもに謝りつつ、
家に帰れば息つく暇もなく夕飯の支度。
その間に小学生の音読をきき、宿題チェック、保育園の洗い物を出し
夕ご飯も立って食べつつ、水筒を洗い、
ママ―、お皿―、
ママ―、コップ―、
ママ―、お醤油―、
等に対応。

で、夕飯の片づけをしない子どもたちを促し、
テレビの前に根っこが生える前に
お風呂当番にお風呂洗いをお願いしつつ、
洗濯物を取り込んで、夕飯の洗い物。

お風呂に入れて、メイクだけは取りあえず落とし、
寝かしつけをしながら自分が寝るとゆー(笑)。


毎回、どっかで煮詰まる。
夫が単身赴任だから?
いやいや、夫の分の家事が増えて、
パパ大好きな子どもたちは遊びたくて
寝るのが遅くなるのは目に見えておる。
(パパ、ごめんね♡)

はっ!!!数が多いから????
それもあるけど、多いのはラクなこともある。
姉妹で遊んでいてくれるし、
弟のお風呂も入れてくれる。


さっきもー頭にきてしまったのは、
何度も何度も、何度言っても生活の当たり前のことができないから。


くつをそろえる
余分な靴は下駄箱にしまう
ごみを捨てる
朝起きたら顔を洗ってごはんを食べたら歯を磨く
クローゼットの戸は一回ごとに閉める
机の上、周辺をきれいにする
靴下をぬぎっぱなしにしない
食べたお茶碗はキッチンカウンターに置く
キッチンの道具、材料は元に戻す…etc etc…。


毎日、毎日同じことを言っている。
何度言っても、おもしろいくらい、やらない。
しかも×4人。
そしてママ―!●●やってー!と言われるのも人数分。
そして、煮詰まって、怒りたくなるのだ。
必ず、キャパオーバーになるサイクルがやってくる(笑)。

そして、必ず反省する。
何であんなに怒っちゃったんだろうな、って。
こんなにあのこたちのことが大好きなのに、
おうちなんて汚くたって死なないのに
なんでこんなに鬼婆みたいに怒っちゃうんだろうなー。


最近は、長女に、「更年期?」とか「生理前?」とか
冷静に聞かれる始末(笑)。


まーいっか。
これの繰り返しなんだな、多分。
そして、この子達が大人になって、巣立ってしまって
おうちが汚れなくなったら
あーあの時はよかったなぁって、思うんだろな。


あんまりイライラしたから甘いもの。
郡山市桑野にある、フルラージュのケーキをば。
子どもたちの分ももちろん買ってきましたよ。

これは、抹茶好きな私の分。
和(なごみ)というケーキ。
和むなー、あぁおいち。

これで和めるのならば、よいお買い物だわぃ。
さっ、明日もガンバロ!

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# by mikttymama | 2017-05-27 17:17 | 出産&子育ていろいろ* | Comments(0)

家庭料理研究家小林カツ代さんのこと…我が家の生姜焼き。

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金スマで、家庭料理研究家・小林カツ代さんの特集を今見ています。
家庭料理が好きな方で、小林カツ代さんの影響を受けていない方は
きっといないのではと思います。


母の味といえば肉じゃが。
この肉じゃがをフライパンでつくれるようにしてくれたのはカツ代さん。
そして、唐揚げの油も、少なくて済むようにしてくれたのも。
枝豆だって、一番美味しい茹で方を教えてくれたのも。
家庭料理って、こんなに楽しいんだ!っていうのを教えてくれた方。


カツ代さんのお料理はいつもいつも、主婦目線で、
時短料理!というカテゴリーを作ってくれたのもカツ代さん。
恰好つけずに、本当に子育て中の主婦にとってはありがたいレシピを
たくさん、たくさん残してくれた方。


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「お料理は栄養も大切なんだけど、美味しくなくちゃ意味がない。」
「手作りって言葉が嫌いですね。だって料理は手で作るものでしょ。」
「親は子供に、"おいしいもの"を食べさせることが一番大事。」


カツ代さんの優しさが、心に染みる。
主婦として、母として、愛する人に食べさせたい家庭料理レシピ。
料理を生業としている自分にとって、偉大なる母のような方です。


私も、家庭料理を教えている理由は、
「愛するこの人につくるお料理」が心底好きだから。
おうちのごはんに勝る美味しいものなんて、ないんじゃないかと思う。
それは、目の前にいる子どもたちに、大切な家族に、
何とか栄養を取らせてあげたくて、
美味しいものを食べさせたくて、
おかあちゃんが試行錯誤して、
ちょっと手を抜いても愛をこめて作っているものだから。
格好つけない、等身大の愛があるから。
そこが最高に素敵。



手を抜いたって、なによ。
いいんだよ、美味しかったら。
お母さんだって疲れるんだから、
最後はお湯を沸かして、笑ってみんなでカップラーメン!
イライラしながら作った立派な食事よりも、
笑って食べたカップラーメンの方がよっぽど心の栄養になると思うんです。
だって、お湯沸かしてるもん、立派な手作りじゃない(笑)。
家庭料理って、そういうことなんじゃないかって教えてくれたのが、
小林カツ代さんみたいな、料理研究家さんたち。


身が引き締まる思いだった。
恰好悪いお料理、最高に格好いい!!
買ってきた焼き鳥をのせて、海苔をかけただけの焼き鳥丼もカツ代さん作。
最高だーーー!!!!絶対作りたくなるレシピ。

素敵だなぁ。
カツ代さん、ありがとう。
カツ代さんがお亡くなりになっても、
こうしてレシピと想いは生き続けています。



生前、
「私が死んでも、美味しい私のレシピは永遠にその家庭に残る」
そう仰っていたように。



さて。たまたまそんな日に、我が家は豚の生姜焼きでした。
まだまだカツ代さんの足元にも及びませんが、
我が家のレシピをば。
キャベツの千切りを大皿にてんこ盛りにのせて、
アツアツの生姜焼きで蓋をしてしんなりした味染みキャベツと一緒に
白いごはんをがーっとかっ込む。
中村家に嫁に来て、夫の母が教えてくれた、我が家の味です。
生姜焼きのタレは、私の味。
こうしてそれぞれの家庭で新しい味になっていくのが
家庭料理の楽しさでもあって。

お宅の味は、どんなでしょうか♡


豚の生姜焼き

■材料(3~4人分)
豚肩ロース肉8~10枚、玉ねぎ1/2個、キャベツ1/4個、プチトマト5個、片栗粉適宜、サラダ油適宜
生姜焼きのタレ…生姜1片、玉ねぎ1/4個、本みりん100ml、醤油100ml、きび砂糖小さじ1/2
塩、こしょう少々、酒大さじ2

■作り方
1. タレを準備する。生姜、玉ねぎ、みりんをフードプロセッサーに入れ、すりおろす。
醤油を加え、消毒した瓶に入れる。
2. キャベツはなるべく細目の千切りにし、冷水に入れてしゃっきりさせてから水を切り、
冷蔵庫でよく冷やす。
3. 豚肉に塩・ブラックペッパーをふり、両面片栗粉を薄く振る。
フライパンに油をひき、豚肉を並べて両面を焼く。
途中酒を振り入れ、余分な脂が出たら、キッチンペーパー等でふき取る。
豚肉を一度取り出して玉ねぎを炒める。火が通ったら豚肉を戻し入れ、
生姜焼きのタレをお玉一杯分入れて強火で煮絡めたら出来上がり。

■point
肉に火を通しすぎないよう一度取り出して。
生姜焼きのタレは保存瓶に入れて冷蔵庫で1か月ほど使えます。
唐揚げの下味や、すし酢を足してドレッシング等にもオールマイティーに使えます。


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# by mikttymama | 2017-05-26 22:42 | いつものおうちごはん(主菜) | Comments(0)

お庭のミントと…真鯛のアクアパッツァ。

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昨日から打って変わって、今朝はずいぶんと涼しいお天気になりました。
半そでで登校した三女が寒そうだったのでちょっと心配したりして。
でも、暑いよりは過ごしやすいし、子どもって案外平気なのかもしれません。


連日暑かったので、お庭の草むしりをしました。
我が家のお庭は長女が生まれた時の記念樹のモミジと
地植えした紫陽花、ゴールドクレスト、
それとお料理に使うハーブ類しか植えていません。
狭いのでよく言えば非常にシンプル(笑)。


大量にミントが生えていたので
草むしりで疲れたカラダにモヒートで乾杯しました。

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あるもので作ったけどうまー♡
ペパーミント、アップルミントの葉と、無茶々園のレモン果汁、
マスカットフレーバーの飲むお酢と、ホワイトラムでなくジンで。


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一昨日はお庭BBQだったのでシャトー・モン・ペラ2012年の赤でしたが
昨日はグランポレール 岡山マスカット・オブ・アレキサンドリア薫るブラン2013年を
キンキンに冷やしておきました。
ので、絶対おさかなー!ってことで、ご近所の東屋さんへ。


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なんと、真鯛とキンキが1尾280円♡
こりゃあアクアパッツァにするしかないーー♡


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お昼買ったアイスプラントと、やわらかな春菊をサラダで。
新じゃがと人参は蒸してツナマヨ&バジルをのせて。


アクアパッツァには辛口の白ワインの方が合うかな?と思っていましたが
これもよく合いました。
最近ワインのお勉強中なもので、
飲むのもお仕事のうちだと夫には申しております(笑)。


旬のお魚が丸ごと新鮮なまま手に入ったら是非作ってほしいのがコレ。
フライパン1つあれば簡単に出来てしまいます。
見栄えもよいのでパーティメニューに最適。
ぜひ白ワインのおつまみに。
キリリと冷やした日本酒も合いますよ♡


フライパンひとつで!簡単アクアパッツァ

■材料(4人分)
真鯛やキンキなど1尾丸ごと(鱗を落とし内臓を取って)、アサリ150~200g、にんにく2片、ピュアオリーブオイル大さじ5
白ワイン1/2カップ、ローズマリー1~2枝、クレイジーソルト適宜、パセリのみじん切り適宜、
あればプチトマト、パプリカ、長ネギなど

■作り方
1. アサリは塩水につけて冷蔵庫に入れ2時間ほど置いて砂抜きする。
魚の表面に切り込みを入れておく。にんにくはみじん切りしておく。
2. フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを入れて火にかける。
にんにくの香りが立ったら魚を入れ、両面をしっかりと焼き付ける。
3. 弱中火くらいに落とし、アサリ、ローズマリー、お好みのお野菜、白ワイン、
クレイジーソルトを入れ、火が通るまでしっかり蒸し焼きにする。
火が通ったら皿に取り出し、パセリを振ったら出来上がり。

■付け合わせのお野菜はなくてもOK。魚とアサリから出るスープが美味しいので、
バゲットを焼いて添えると全部食べられてマル。






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# by mikttymama | 2017-05-24 13:15 | いつものおうちごはん(主菜) | Comments(0)

福島の小さなお料理教室CookingStudio I-e(イーエ)のうちごはん。


by みきてぃまま
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